中野区元臨時職員逮捕/個人情報悪用 対応に苦慮/職員体制など対策に課題も 中野区の元臨時職員の男(29)が住民記録システムを悪用し、わいせつ目的で女性の住居への侵入を繰り返したとして、11日に区個人情報保護条例違反などの疑いで警視庁に逮捕された。事件を受け、区は再発防止に向けた検討を本格化させている。23区では過去に大田区や練馬区などで職員が住民情報を悪用したケースがあり、両区が対策を強化。一定の成果を上げている。マイナンバーの導入などで住民の個人情報保護に対する意識が高まり、各自治体に更なる意識の向上が求められる一方、職員体制など課題も少なくない。
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