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今週の都政新報
 

座談会/東京都の教育を考える上/長期の視点がない社会/力のある教員が上を目指さない

 教育機会確保法が施行され、学校以外の学びも保証されるようになったが、学校信仰は依然根強い。いじめ自殺や指導死などの事件も続く。そうした中、都では教育管理職のなり手がなく、問題になっている。ここでは、元中学校の校長3人(A、B、C)、現職教員(D)、不登校のサポートをする保護者(E)に集まってもらい、2回にわたって都の教育について自由に語り合ってもらった。

■管理職の質
 ─管理職の質が下がっているのではないかと言われている。
 A 全体に下がっていると言わざるを得ない。その原因として、まず校長同士の連携が昔に比べて欠けているように思う。かつては、校長間で悩みを相談し合ったり、課題を出し合ったりしたものだが、今は合意形成ではなく命令系統だけで人を動かすような言わばお山の大将的な存在になっている。
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