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社説/都議会2定の論戦スタート/反転攻勢へ建設的な議論を

都議会第2回定例会の論戦がきょう13日の代表質問で始まる。年度がスタートして3カ月たたない時期に行う2定は、喫緊の都政課題や直近で大きな選挙がなければ盛り上がりに欠ける印象だ。ここ3年はコロナ対応に追われたが、5月に感染症法上の5類に移行となり、それもひと段落した。その意味では久しぶりの「通常の2定」となる。
 ただ、コロナの脅威がなくなったわけではなく、未来に備える対応は必要だ。はしかやエムポックスといった流行の兆候を見せる感染症も含め、落ち着いた今の時期に次の態勢を整えることが重要だ。当初予算の審議などがない2定は、腰を落ち着けて中長期的に都政の在り方を議論する貴重な場でもある。そうした視点での議論が求められる。
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