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2枚目の名刺~公務員×「複業」を考える(上)

  「兼業・副業の拡大は所得の増加に加え、スキルや経験の獲得を通じた本業へのフィードバックや、人生100年時代の中で将来的に職業上、別の選択肢への移行・準備も可能とする」─。2019年に内閣府が出した「成長戦略実行計画」だ。政府は同年3月、国家公務員の兼業・副業を「解禁」。人口減少社会を見据え、地方公務員の兼業・副業も推奨しており、神戸市や奈良県生駒市など導入例が広がっている。だが、解禁うんぬんにかかわらず、本業以外の「2枚目の名刺」を持って精力的に活動を始めている公務員たちもいる。なぜ今、「2枚目の名刺」が必要なのか。これからの時代の公務員像を2回のシリーズで探る。

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