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生保受給者遺体放置問題/重層的なチェック態勢必須/ケースワーカーの負担軽減策も

江戸川区で生活保護受給者が死亡したと知りながら、ケースワーカー(CW)が遺体を2カ月半放置した事件では、多忙の中で手続きを後回しにした1年目のCWが周囲に言い出せずに一人で抱え込み、CWを指導する査察指導員のチェック機能が働いていなかった課題などが浮き彫りとなった。同様の問題を起こさないためには何が必要か。他区の担当者からは複数のチェック機能を持たせて確認漏れを防ぐことや、経験の浅い職員には先輩職員が1年間付き添うなどの工夫が見られた。一方、多くの区からは「どこでも起こり得る事例」といった声が聞かれ、他自治体も決して対岸の火事ではない。
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