| 北区/財調基金 残高ゼロに/12年度末見込み 当初予算案で公表/特定目的事業基金 現金の運用を条例化/自ら負う「ゼロ」の重さ北区は9日に発表した12年度当初予算案で、12年度末に財政調整基金の残高をゼロにするとの方針を示した。区によると、1988年の財調基金設置以来、予算で残高ゼロを見込むのは初。また、特定目的基金の運用益の一部を一般財源に繰り入れる方針で、第1回定例区議会に基金条例の改正案を提出する。区の11年末の基金残高総額は342億9千万円、区債残高は359億円の見込みで、実質的な財政運営への影響は限定的と見られるが、自ら財政の「黄信号」をともして、厳格な財政運営と経営改革を進める姿勢を打ち出した構図だ。 「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
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