| 関東大震災から100年~歴史と教訓(2)/帝都復興計画と今日の東京(2)/「都市計画と自治の精神」の意義 帝都復興計画は地主の私権と対立した。道路や公園をつくり上下水道を敷設することは今日の言葉を使えば公共の福祉のためだが、これらの事業は地主の私権と激しく対立する。 議会でも、焼土全部買い上げ案に反対し、区画整理等復興予算の削減を強く主張したのは都心の大地主らである。区画整理は減歩(それぞれの土地所有者の土地面積が一定割合で減少する)を伴う。道路や公園の用地を、地主が少しずつ提供する結果となる。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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