| 主張/孤立する子育てに制度としてのお節介を/放送大学・千葉大学名誉教授 宮本みち子■子どもをもつことはリスク 病気、障害、事故、いじめ、不登校、進学の失敗、非行、ひきこもりなど、子育ての過程で親が遭遇する困難は過去においてもなかったわけではないが、自己責任とされる風潮と家族機能の低下にしたがって深刻度は増し、しばしば家族崩壊につながっている。子どもを育てることは簡単な仕事ではない。相談に乗ってくれる人や手を差し伸べてくれる他者が不在のなかでの子育ては、苦しみとなり、親子・家族の孤立化をもたらし、家族崩壊に至ることもある。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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