| | 「メタバース」空間／行政での可能性は／多様性・人口減少時代の選択肢に インターネット上に作られた三次元の仮想空間「メタバース」。近年、世界的に注目が高まりつつあり、自治体でも様々な形で導入の動きが広がる。都内では江戸川区が今月２０日から「メタバース区役所」の実証実験を開始しており、町田市では昨年、職員採用ＰＲ動画にメタバースを活用した。行政でのメタバース導入の目的や、今後の活用可能性を探る。
「こんにちは。どのようなご用件ですか？」「福祉タクシー券のことで相談したいことがあります」「分かりました、福祉部障害者福祉課になります。右手の個室が障害者福祉課の個別相談室になります」─。区役所の入り口……ではなく、「メタバース区役所」上でのやり取りだ。
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