| 究極の管理職と「夜の会議」/東京都立大学法学部教授 谷口功一 今年4月から東京都立大学の法学部長を拝命し、繁忙のあまり青息吐息の日々を過ごしている。私の本業は「法哲学者」なのだが、哲学者と学内行政の様々な事務仕事、本来的には、あまり食い合わせの良くないものであるはずなので……。 以前、家族が知人から「大学の先生でも会議とかあるんだ!」と驚かれたことがあったが(そんな反応にこちらの方こそビックリしたのだが)、むしろ現在の私にとってはカレンダーを埋め尽くしてゆく会議や日々の膨大な事務仕事こそが本業と化してしまっている。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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