| 今年の市町村長選/八王子、新人4人の争いか/5市1町2村で執行予定多摩・島嶼地域では今年、八王子、府中、福生、昭島、国立、奥多摩、青ケ島、三宅の5市1町2村で首長選が執行される。このうち1月に投開票される八王子と府中は、いずれも都議の死去に伴って7月7日投開票の知事選との同時執行で都議補選(欠員1)が予定されており、半年後に向けた党派選挙の側面もにじむ展開だ。他方で、議員選は三宅と利島の2村で予定。利島村議選は4年前の前回が無投票となっており、島嶼地域で顕在化する議員の担い手確保が焦点となる(年齢は投開票日、または任期満了日時点)。
■八王子市 今月14日に告示、21日に投開票される。現時点で表明順に、元都議の滝田泰彦氏(41)、前都人事委員会事務局長の初宿和夫氏(59)=自民、公明推薦=、コンサル会社勤務の服部貴之氏(40)、元都議の両角穣氏(61)の4人がいずれも無所属で立候補する意向を示しており、元都職員の初宿氏と元都民ファーストの会都議の滝田氏・両角氏による事実上の三つどもえの争いが予想されている。 滝田氏は2021年都議選で落選し、都民ファーストの会都議団政務調査会副事務長を務めていたが、昨年10月に辞職し、同27日に立候補を表明した。今月4日時点で立憲民主、共産、れいわ、社民、ネットが支援する方針を示して ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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