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津波対策/広域的な避難方策を検討/M8級想定し河川耐震化

 代表質問では、津波対策についても質問が相次いだ。
 東日本大震災では、東北から北関東までの太平洋沿岸に想定を上回る大津波が押し寄せ、甚大な被害が生じた。東京湾では過去に大きな津波被害が記録されていないが、神奈川県や千葉県では津波の被害想定を見直している。
 山下氏は、津波避難ビル・マンションなどの指定に向けた支援をはじめ、東京湾沿岸地域における津波等の減災対策に取り組むべきと主張した。
 笠井総務局長は、現在、防災会議の地震部会で最新の知見に基づき、津波による被害想定の検証を進めていることを明らかにした上で、「都としても広域行政の立場から、避難対策に関する検討部会を設置し、津波・高潮の際の避難先の確保や、広域的な避難の方策などについて検討していく」と答えた。
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