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北区／キーン氏記念事業を展開／図書館にコーナー新設

東日本大震災を機に永住を決めた日本文学研究者のドナルド・キーン氏（８９）が在住する北区は、１２年度から特別プロジェクトに着手する。これまでの功績の紹介や日常生活の様子や肉声の記録に取り組むため、当初予算案に約２千万円を盛り込んだ。
　キーン氏は米国ニューヨーク生まれ。日本文学研究の第一人者でコロンビア大学名誉教授。『源氏物語』など古典から現代文学まで手掛け、勲二等も授与された。西ヶ原に１９７４年ごろから居を構え、米国との往復で研究活動を続けてきた。
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