| 小美濃安弘・武蔵野市長に聞く/情報公開で「市民自治」深化 前市長の辞職に伴い、昨年12月24日に投開票された武蔵野市長選で、後継候補の元市議との一騎打ちをわずか339票差で制して初当選した元自民市議の小美濃安弘市長(61)が就任1カ月を迎え、本紙のインタビューに応じた。革新・リベラル支持層が有権者の多数を占める同市の土地柄に加え、選挙前には推薦を受けた自民のパーティー券問題が発覚した中、18年ぶりに保守市政への「政権交代」を果たした小美濃市長に、選挙戦の振り返りと今後の市政の方向性を聞いた。
─下馬評では圧倒的不利がささやかれる選挙戦でした。 選挙期間中、パーティー券問題で「恥を知れ」と怒鳴られたり、手渡したビラをその場で投げつけられたりなど、逆風を肌で感じ、自民党の都連幹部からも「勝ったら奇跡」と言われた。一方で、若い世代を中心に、「頑張ってください」「期日前投票しました」と声を掛けてもらう機会が非常に多かった。過去にない期待を感じ、十分に戦えると自信を与えてもらった。
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