| 有事の兵法~検証・小池都政(3)/コロナとの闘い/政治の「先手」に振り回され 「『備えよ常に』の精神で、先手、先手でなすべき対策に邁進(まいしん)してまいりましょう」。小池知事がコロナ禍の2022年、職員に向けて行った新年のあいさつだ。 保健所での業務の逼迫や入院調整、療養施設の開設、ワクチン接種、緊急事態宣言による行動制限など、未経験の課題が次々に押し寄せたコロナ対策。小池都政2期目はその対応に大半を費やした。コロナの累計死者数はOECD諸国で見ても低い水準に抑え、全体的にはうまく対応したように見える。ただ、体制が整うまでの間、実務者の負担は大きく、政治的なパフォーマンスに振り回されることも多かった。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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