| 持続可能な観光都市へ~京都の取り組みから(上)/市民生活への影響/「旅マエ」発信でマナー啓発/ビジネス視点で課題解決へ 新型コロナが5類に移行し、外国人観光客の姿が東京に戻ってきた。一方で、都内では渋谷や浅草寺周辺など外国人が多く訪れるスポットで観光客によるごみ問題や騒音問題が再発するなど、恩恵だけでなく弊害もコロナ禍前に戻りつつある。東京と同じく観光客の集中を課題に捉え、対策を講じてきた京都府内の各自治体から観光産業の恩恵と弊害との向き合い方を全2回のシリーズで学ぶ。
「オーバーツーリズム」の顕在化が報道されることの多い京都市。しかし実際に京都駅に降り立つと、確かにスーツケースを持った観光客で混雑しているが、ホテルに向かうバスに乗り切れないほどではない。外国人観光客に人気の二条城周辺も、入り口は観光客が短い列を作っている程度で、ほどよいにぎわいにとどまっている印象だ。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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