| 東日本大震災から13年/福島県浪江町を歩く/進む復興、今なお続く原発禍 東日本大震災から11日で13年が経過する。復興はどこまで進み、そこで暮らす人たちは何を思うのか。今も町の8割が帰還困難区域となっている福島県浪江町に足を運んだ。
3月2日、JR上野駅から常磐線で浪江駅に向かった。駅周辺は車通りも少なく草木が生い茂った空き家も見受けられ、ここは原発禍の被災地なのだと実感するが、駅からほど近い国道6号沿いにオープンした「道の駅なみえ」は、休日だからか多くの人でごった返していた。 駐車場には福島、いわき、仙台ナンバーなどの近隣ナンバーが多いが、関東圏のナンバーもちらほら見かける。家族連れなどでにぎわうフードコートを見ると被災地であることを忘れそうだが、先ほどの駅周辺とのギャップに戸惑いも感じた。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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