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都営バスの3・11/「安全なら動かすべき」/夜通し走った乗務員たち

2024年1月、都営バスは100周年を迎えた。関東大震災からの復興に向け事業を開始した都バスは、11年の東日本大震災時には鉄道など他の交通機関が軒並み運行停止となる中、見合わせから約30分で運転を再開し、夜をまたいで帰宅困難者らを運んだ。当日の運行に関わった2人の職員に話を聞いた。

 2011年3月11日は金曜日で、発災時刻の午後2時46分には、夕方のラッシュに向けて約1千台の都営バスが都内を走っていた。
 「ちょうど研修で新人が運転するバスに添乗していました。揺れたとき、最初は新人がクラッチを切り忘れたのかと思って」。そのうちの1台に乗車していた交通局自動車部の倉田純夫主任助役は、バスの車内で感じた揺れをこう振り返る。
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