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大山高・帝京大学経済学部准教授に聞く/スポーツ教育で探究心育成を/「日本の部活動は特殊」

近年、部活動の指導者による体罰や部活内のいじめなど、部活動に関連した社会問題が後を絶たない。こうした原因の一つには日本の部活動が卒業まで同じスポーツをし続けることにあるなどとして、昨年、多種目のスポーツを行う「マルチスポーツ」を提唱する『マルチスポーツを科学する』という本を執筆した帝京大学経済学部の大山高准教授に、日本の部活動の課題やマルチスポーツのメリットなどを聞いた。

 ─マルチスポーツを提唱しています。
 日本の子どもたちを取り巻くスポーツの問題として、部活動などで一つのスポーツしか経験しないことがある。これはグローバルスタンダードではなく、アメリカやイギリス、ドイツ、フランス、オーストラリアやニュージーランドなどのスポーツ先進国では複数のスポーツをやるのが良いことだとされている。一方、日本は中学校などで部活に入ったら卒業するまでその競技を続けるとても特殊な形態で、一つのスポーツを長く続けることが良いといった風潮が根強い。
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