| | 有事の兵法～検証・小池都政（１２）／防災への備え／強靭な都市残す「百年の計」 一見すると、上下２段構造の地下トンネルの車道。しかし、道路のさらに下には排水路が整備され、大規模水害時には道路を封鎖してトンネル全体を排水路として転用する─。マレーシアの首都・クアラルンプール市に整備された「スマートトンネル」だ。
都と同様に高温多湿で雨が多く、都市型水害が起こりやすいという課題を抱える同市を２０２２年に訪問した小池知事は、このトンネルに強い興味を示したという。
防災を含めた「セーフシティ」は小池都政の３本柱の一つだ。１７年の欧州出張中に首都圏をゲリラ豪雨が襲った際、環７地下調節池が被害を軽減した体験から治水対策に寄せる信頼は大きい。
◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/）にご登録（有料）することで全文をお読みいただけます。
|
会社概要
