| 有事の兵法~検証・小池都政(16)/政策の波及効果/歓心買うも広がり未知数午後7時、ベンチに腰掛けていた人たちが立ち上がると、都庁舎に映し出された光の動きに観衆の目が釘付けになった。都庁舎の「プロジェクションマッピング(PM)」は、「東京の弱点」とされるナイトタイム観光の充実を図る試みの一つ。都庁舎を観光資源とし、海外からの観光客を誘致する狙いだ。常設展示としては世界最大とギネスに登録され、700を超えるメディアが取り上げたという。 都庁舎でのPMの経費は24年度で9・5億円。都議会1定ではそのコストが論点になったほか、SNS上では都営地下鉄でホームドアを設置する際、交通局の職員のアイデアで約20億円を縮減したことと対照的に論じるコメントも広がった。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
|