| 能登の現場から~地震から3カ月、今とこれから(4)/働く場所/人口減少が加速、嘆く住民/「輪島のビジョン示して」 3月上旬に避難所から輪島市の自宅に戻ってきた高喜久夫さん(72)は、昼食後の散歩が日課だ。輪島で生まれ育ち、市内で民宿を経営しながら輪島を長年にわたって見続けてきた。今は散歩をしながら胸を痛める毎日だ。日本三大朝市の一つ、輪島朝市は、震災前は約360メートルの通りに200以上の露店が並び、魚や野菜、民芸品などがずらりと並んでいたが、今は大規模火災で変わり果ててしまった。「こんなことが起こるとは……。2~3年での復活は難しいのではないか」と予想する。ここでは弟の同級生も亡くなった。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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