| なぜ若手は管理職になりたがらない?/キャリアデザインのススメ「昇任試験を受けてくれなくて……」。最近、各自治体の幹部や首長がこう嘆くのをよく耳にする。多くの自治体が管理職のなり手不足に悩む中、足立区では若手職員のリアルな悩みを先輩職員が回答し、係長や管理職を目指してもらうための「キャリアサポートBOOK」を作成した。明確なキャリアビジョンを描いてもらうことで、管理職や係長を目指してもらう狙いだ。一方、昇任試験を受けてもらい、公務員としてのキャリアを築いてもらうためにはどんなことが必要なのか。さいたま市役所で公務員として働きながらキャリアコンサルタントとして公務員や民間から幅広く相談を受けている島田正樹さんに話を聞いた。
「ワーク・ライフ・バランスを維持しつつキャリアアップを実現するにはどのような働き方をすればいいと思いますか?」「災害時の召集の際に子どもが低年齢児だった場合、何を優先すべきか不安です」─。 足立区が作成した「キャリアサポートBOOK」では、若手が係長や管理職を目指す際に抱くリアルな不安に対し、部長や係長が回答したり、「そもそも主任職昇任選考はいつから受けられるのか」といった初歩的な内容を掲載している。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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