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都団体交渉／国の動向や３提案に言及／都側「速やかに見直しへ結論を」／都労連は提案撤回求める

都と都労連の団体交渉が９日に行われた。この中では、都労連が「２０１２年賃金・労働条件改善に関する基本要求書」を提出し、賃金改善のほか、新たに「公共サービスの拡充」を加えるなど、１３課題で計２９項目を求めた。都側からは、国家公務員の給与削減、人事院による民間退職金の調査結果などへの言及に加え、「これからの人事制度の基本的方向」の具体化に向けた労使交渉に関する発言があった。都側が既に提案している事項の１２年度実施に向けて、残された時間がわずかとなる中、労使交渉は緊迫した局面を迎えている。

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