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論壇/人口戦略会議/誤解と反発招く報告書/各自治体で解決策議論を

 全国の自治体のうち、4割に当たる744市町村が2020~50年にかけて若年層の女性人口が半減し、最終的に消滅する可能性がある─。これは、民間の有識者らでつくる「人口戦略会議」(議長=三村明夫・日本製鉄名誉会長)が4月下旬に公表した報告書の概要であり、2014年に日本創成会議が896区市町村を消滅可能性都市とした続編にあたる。消滅可能性都市は減少したとはいえ、少子化基調は全く変わっていない。
 今回の報告書では、100年後も出産世代の中心となる20~30代までの女性が現在の5割近く残っている「自立持続可能性自治体」を新たに追加した。若年層の雇用や子育て環境が整った65市町村が該当する。
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