公務員のためのマネーリテラシー/保険の見直し/民間保険の入り方/がん保険(1) 2回にわたって医療保険を解説してきた。ぜひ医療保険にはできる限り入らず、公的保険と自身の資産で対応できるようにしていただきたい。 今回は、がん保険について解説していく。がん保険は医療保険の一つである。国立研究開発法人国立がん研究センターのまとめによれば、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は男性65・5%、女性51・2%、日本人ががんで死亡する確率は男性25・1%、女性17・5%である。保険料もさほど高くないためか、実に4割の人ががん保険(特約含む)に加入しているのが現状だ(生命保険文化センター「生活保障に関する調査[2022年]」)。しかし、医療保険以上にがん保険に入る必要はない。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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