| 地方制度調査会・専門小委員会/東京都「現行で十分機能」/特別区「事務移管に不満」/都と区が意見を表明 16日に開かれた第30次地方制度調査会の第8回専門小委員会に、都総務局の笠井謙一局長と特別区長会会長の西川太一郎荒川区長が出席し、大都市制度のあり方に関して現行の都区制度の実態や提言を述べた。西川会長は、都区間の事務移管協議や財調協議の実態に、強い不満感を表明。更に児童相談所事務の都区間協議について都側が「幅広い児童行政のあり方を話し合う場で移管前提ではない」との見解を示したことに疑問を示す場面もあった。区側に募る不満を代弁した形だが、都区関係の新たな転機となる可能性もある。
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