被災地レポート~能登半島地震から半年(下)/漁港の復旧へ東奔西走/石川県農林水産部水産課 西澤元良 1月1日午後4時10分ごろ、能登半島を震源とした震度7を観測する大地震が発生し、これに伴い石川県能登地方を中心に津波が襲来しました。元日の夕方ということもあり、テレビから流れる緊迫した大津波警報の避難警告を覚えている方は多いと思います。この地震により281人(7月1日現在)の尊い命が失われ、石川県を中心に大きな被害が生じました。 石川県の海岸線延長は583キロに及び、砂浜が続く加越沿岸、海蝕岩礁が続く能登外浦(能登半島北側)、内湾性の能登内浦(能登半島東側)に分けることができます。対馬暖流及びリマン寒流の枝流によって漁場が形成され、沖合に広がる大陸棚等周辺海域は好漁場となっていることから、県内には69の漁港が存在します。その ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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