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今週の都政新報
 

東京最前線/敗者たちが自著で恨み節/13年夏、それぞれの決断に注目/石原知事4選出馬から1年/衆参+都議+?

都政に関わってきた人なら、「3・11」には二つの意味があるに違いない。第一には東北・関東に未曽有の被害をもたらした東日本大震災であり、第二には石原都知事が4選出馬を表明した運命の日だ。昨年来、都知事選で敗れた候補者や立候補したくてもできなかった人たちが相次いで本を出版し、当時の裏話や心境をつづっている。共通しているのは、ギリギリの土壇場で出馬した石原知事への恨み節だ。まもなく石原都政4期目も1年が過ぎる。この間、口を開けば国の体たらくを嘆く一方で、都政への関心はますます薄らいでいると言われている。敗者たちの無念はいかばかりのものだろうか。
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