社説／小池都政３期目／構造転換できる戦略持てるか ７日に投開票された都知事選は、現職の小池百合子氏が大方の予想通り、３選を果たした。前回に比べると得票は落としたものの、次点を大きく引き離し、他の追随を許さなかった。現職の強みを最大限に生かした戦略も奏功しただろうが、大方の都民は２期目のコロナ禍の対応を評価し、都政の安定を望んだということだろう。
都では少子高齢化を始め、これまでとは異なる次元の問題にぶち当たる。これまで日本を頭脳部・心臓部として牽引してきた東京だが、人口減少が目前に迫り、力があるのはあと数年という厳しい局面だ。東京、日本全体にとって真に必要な手立てを講じる４年間にしなければならない。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/）にご登録（有料）することで全文をお読みいただけます。
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