谷戸沢・二ツ塚の40年~最終処分場の歴史とこれから(上)/処分場の延命/2018年度以降、ごみ埋立量ゼロ/多摩を救ったセメント化施設 JR青梅線の東青梅駅から車で約15分のところに、多摩25市1町のごみの最終処分場「谷戸沢処分場」(日の出町)はある。6月下旬のよく晴れた日、処分場に入ると広大な草原が目の前に広がっていた。 今年は同処分場が1984年4月に開場してからちょうど40年目だ。開場から14年間にわたり、多摩地域約400万人が出した可燃ごみの焼却灰や不燃ごみを受け入れてきた。98年に埋め立ては終了し、それ以降、25市1町からなる「東京たま広域資源循環組合」は「里山的な自然環境」を目指して自然の修復を進めている。 だが、これまでの道のりは険しいものだった。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
|