投稿/プロパー職員の目線持てるか/政策連携団体よもやま話 入都して初めて「政策連携団体」に派遣された。政策連携団体とは都庁グループでの自称だが、よその組織では通じない言葉だ。だから民間企業の人と話す時は「外郭団体」という一般名詞を使っている。 都がわざわざ政策連携団体と名称を変えただけあって、少なくとも自分の派遣先の団体には都の政策、すなわち事業が次から次へと降ってくる。それも、ある時突然に。 「補正予算を組むことになった。予算単年度主義の直営組織では無理だから、出捐金事業ができるそちらでお願い」「急に新規事業を来年度に間に合わせてやらなくてはならないが、直営組織の人員体制ではやりきれないからそちらでお願い」などというオーダーが一方的に来る。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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