武蔵野市/2次救急病院が診療休止へ/物価高騰が地域医療を直撃/多摩市/多摩永山病院は移転断念/新病院建設費が1.8倍に 物価高騰などの影響で、多摩地域にある医療機関が診療を休止したり、移転・建て替えを断念する事態に陥っている。武蔵野市では、市内に2カ所ある2次救急医療機関の一つ、吉祥寺南病院が9月末で診療を休止すると発表した。同院は当初、病棟の建て替えを計画していたが、建築費の高騰などで断念したという。他方、多摩市でも3次救急の日本医科大学多摩永山病院が移転先が決まらない状況に陥っており、地域医療の継続に黄信号がともっている。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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