都政新報
 
 >  HOME  >  都政新報 記事詳細
今週の都政新報
 

社説/都議会3定が開会/広がるひずみ、俯瞰した視点を

 都議会の第3回定例会が18日に開会した。今定例会は小池知事が3選を果たして以降、初めての論戦を交わす議会だ。小池都政3期目の方向性とともに、各党の寄り添い方・向き合い方を確認する機会になる。
 7月の都知事選では自民と都民ファ、公明が小池氏を支える一方、共産と立民が蓮舫氏を推す構図になった。結果、現職としてのコロナ対策などが評価され、他の候補の追随を許さなかったが、都庁舎のプロジェクションマッピングや神宮外苑再開発への対応、「答弁拒否」など、都政運営の手法に対する批判も浴びた。
 しかし政策論争はほとんど行われず、都政の課題を掘り下げられなかっただけに、都議会のチェック機能が果たす役割は大きい。来年には都議選を控え、政治的な思惑も透けるが、都政の課題を解決するための真摯な論戦を期待する。
都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。

会社概要  会社沿革  事業内容  案内図  広告案内  個人情報保護方針