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杉並区／指定管理者選定に疑義／荻外荘など３庭園競合相手を「想定」で記載

　杉並区立荻外（てきがい）荘公園など３庭園の指定管理者を選定する公募型プロポーザルで、指定管理者に決定した事業者が企画書・提案書の中で競合他社の名前を許可なく使用した上、区の選定委員会がこれを指摘することなく最上位の提案として評価していたことが、区などへの取材で分かった。区の要項では同社が想定した提案内容を履行できないことが分かっていたという。同事業を巡っては２月の区議会でも「選定委員の１人が利害関係者に当たるのでないか」との疑問が持ち上がっており、区の対応が問われそうだ。

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