投稿/役職定年の導入/上がらないモチベーション/管理職の態度、組織に伝播 管理職への昇任を望まない─こんな考え方が若手職員の間で増えている。管理職の担い手不足は、ほとんどの自治体で感じていることではないだろうか。離職率が上昇し、公務員志望者は減少している。近い将来、人口減少社会を迎えることを考えると、こうした実態は公務の世界に暗い影を落としている。 そんな中で導入されたのが「役職定年」だ。制度の完全移行までには時間的猶予が設けられているが、60歳を迎えると役職に就けなくなるため、組織によっては一定程度、新陳代謝を図ることができる。若手のモチベーションアップにも期待するところだ。 しかし、現実はそう甘くない。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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