児相の質向上へ第三者が評価/人事当局が専門性意識を/J‐Oschis・安部計彦代表理事、茂木健司理事に聞く 子どもの虐待事件が増える中、児童相談所の質を向上させるため、2021年、児相・一時保護所を専門とする第三者機関の(一社)日本児童相談業務評価機関(J‐Oschis)が全国で初めて発足した。全国計36カ所の児相と25カ所の一時保護所で第三者評価を請け負い、都内では世田谷区と江戸川区の児相と一時保護所が同法人の第三者評価を受けている。江戸川区では第三者の立場から評価を受けたことで自信につながったといい、人材育成でも所内研修の実施や専門的な所外研修に参加するなど積極的に取り組んでいるという。世田谷区でも、職員たちが自分たちの取り組みや子どもへの対応を見直すきっかけになったと第三者評価の意義を話す。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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