臼井伸介・昭島市長に聞く/DX活用、寄り添う役所に
任期満了に伴い10月6日に行われた昭島市長選では、現職の臼井伸介氏が新人との一騎打ちを制し、3選を果たした。臼井市長にこれまでの振り返りや3期目への抱負などについて聞いた。
─2期8年をどう総括しますか。 市長になる前は22年間市議として働き、議長まで務めたが、やはり市長は自分しかいないという大きな責任がある。議員時代には賛成したことでも、時代の変化の中で変えなくてはいけないことも出てきて、「変えるべきは変える」という姿勢でやってきた。例えば、今年4月に完成した学校給食調理場は、当初30億円ほどだった事業費が物価高騰で50億円ほどとなり、中学校給食を「親校」から「子校」へ配送する「親子方式」も取り入れることで、事業費を抑えた。「ものは考えよう」で、発想の転換で柔軟に対応することが大事だと思っている。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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