災害に備え「地籍調査」急務/都は25%、全国平均に及ばず/事前復興へ高まる役割 土地の境界や面積などを測量で決定する地籍調査。1月に発生した能登半島地震の被災地域では調査の進捗率の低さが復興の遅れにつながる可能性が指摘されている。都では1950年代から一部の地域で進められているものの、2023年度時点で進捗率は25%で全国平均の52%を下回るほか、区市町村によってもその進度にばらつきがある。地籍調査を所管する都都市整備局は首都直下地震からの復興などを念頭に「重要な作業」として、国の制度などを活用しながら推進したい考えを示す。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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