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東社協が保育所実態調査／９割の保育所が独自に加配／国基準、実態に合わず

　２０２２年に発生した通園バスへの置き去りによる死亡事故など、保育士不足などを原因とした不適切保育が社会問題になる中、東京都社会福祉協議会（東社協）はこのほど、都内保育施設に勤務する保育士の配置状況に関する実態調査の報告書をとりまとめた。厚生労働省は４月から一部、保育士の配置基準を見直したが、調査では９割の園で独自に国の配置基準を上回る保育士を配置。国基準が現場で求められる体制に見合っていない実態も浮かぶ。

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