| 文京出張所を業務委託/下水道局条例定数は80人減 12年度の組織・定数などが争われた都下水道局の労使交渉が妥結に至った。12年度の条例定数は2559人で、80減となる。 主な削減項目は、新たに文京出張所で監理団体である東京都下水道サービス(株)への業務委託を行い、12減。これにより、区部で23カ所ある出張所のうち、業務委託を実施しているのは19カ所となる。 また、水再生センターでは、新たに芝浦水再生センター、葛西水再生センターについて、東京都下水道サービス(株)に保全管理業務を試行として委託する。 池島英稔財政調整担当課長は「若年労働力が減少する中、ベテラン職員の大量退職が続くなど、厳しい経営環境に直面している。このような状況においても、下水道事業を着実に実施していくためには、業務執行体制の不断の見直しが不可欠で、12年度についても東京都下水道事業経営計画2010に基づき、監理団体のさらなる活用などにより、80人の条例定数の削減を実施することとした」と話す。「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
|