社説/都市の持続可能性/3期目の宿題から目をそらすな 都議会第4回定例会の論戦がきょう10日から始まる。今定例会は、小池都政が3期目に入って初めての予算編成や2050年代を見据えた長期戦略「シン東京2050(仮称)」の策定、知事公約の進捗について確認するチェックポイントになる。都議選が迫り、各会派の政治的な思惑も交錯するが、東京の将来を見据えた建設的な議論が求められる。
■地方創生10年 「時代が転換点を迎え、我が国が厳しい国際競争にさらされる今、東京を元気にし、日本全体を元気にしなければならない」 小池知事は3日の所信表明でこう語り、東京の役割を強調した。東京・地方で「共存共栄」の取り組みを進めるとして、地方のスタートアップ支援や多摩産材の利用促進を引き合いに、「オールジャパンで共に繁栄していけるよう、首都としてのリーダーシップを発揮していく」と決意を語った。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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