10×10×10への挑戦~都のスタートアップ戦略(2)/ユニコーン創出/グローバルへの発射台に 数カ月前に捕れたという氷見の寒ブリの鮮度に、来場者らが思わずうなった。昨年5月、「スシテック・トーキョー2024グローバル・スタートアップ・プログラム」で、あるスタートアップが富山県の老舗魚問屋と共同で開発・提供したものだ。 本来は12月~1月にしか獲れない寒ブリを特殊冷凍した後、イベントの時期に合わせて解凍し、職人が寿司を握って再び特殊冷凍。2日間で4千貫を振る舞った。 寿司を提供したのは、独自の急速冷凍技術を持つスタートアップ「デイブレイク」。握りたてのような鮮度が高く評価され、目を引く展示・プレゼンとして表彰された。
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