都政新報

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第１回定例区議会／６２件の意見書・決議を可決／「父子家庭支援策の拡充」など

各区の第１回定例会で計５５件の意見書が出され、うち５２件が可決した。決議はオリンピック招致に関するものが１１件出され、うち１０件を可決した。
　意見書・決議の可決数が最も多いのは葛飾区の９件で、北区（６件）、江東区、中野区（各５件）と続く。中央、台東、目黒、世田谷の４区は提出がなかった。
　複数の区が可決した意見書では、「父子家庭支援策の拡充を求める意見書」を７区が可決。児童扶養手当が２０１０年８月から父子家庭にも支給されるようになったが、就労支援や技能習得支援は母子家庭が対象で、父子家庭は受けられない。このため国に対し、遺族基礎年金拡充や母子寡婦福祉資金貸付金の対象を父子家庭にも拡充することなどを求めた。