都生活文化スポーツ局/子ども・若者支援で目標設定/青少協が答申素案 都生活文化スポーツ局は25日、「青少年問題協議会」(会長=小池知事)の総会を開き、子ども・若者への支援の方向性についてまとめた「東京都子供・若者計画(第3期、2025~29年度)」の答申案をまとめた。エビデンスに基づいた施策を推進するため、3項目で若者の視点に立った数値目標を新たに設定。「困っていたら周囲の人が助けてくれる」「自分の意見が採用される」「自分の行動で社会が変えられる」と思う若者の割合をそれぞれ、2024年度の調査時から10ポイント程度引き上げる目標を掲げた。 答申案では、計画期間中に取り組む事項として、(1)健やかな成長と社会的自立の支援(2)社会的自立に困難を有する子ども・若者やその家族への支援(3)健やかな成長を社会全体で支えるための環境整備─の3本柱を明記した。 同協議会は来年1月に計画案を取りまとめ、パブリックコメントを経て3月中に決定・公表する。 小池知事は「答申をしっかり受け止め、施策の実効性を高める」と話した。
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