木のストローを開発した民間企業広報が、都庁広報やってみたら(1)/新しい世界への挑戦/記者との意見交換からアイデアに 民間企業から都庁に転職した西口彩乃さん。現在は生活文化スポーツ局で戦略広報を担当し、子育てとともに忙しい毎日を送る。広報のノウハウについて寄稿してもらった。(金曜掲載)
私が東京都の「戦略広報担当課長」に着任したのは、2022年10月のこと。社会人11年目、民間企業から行政へ、初めての転職で、都庁は私にとって全く未知の世界だった。 住宅メーカーの営業を約2年、広報を約8年担当。毎日のように国土交通省の記者クラブに出入りしてプレスリリースを配布するなど、メデイアの記者と情報交換を行っていた。転機は18年7月の西日本豪雨。国交省の記者は即座に現地入りして取材を行う中、ある被災者から「これは人災だ」という話を聞いたという。
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