| 特別区共同研修/千代田・杉並区が一部復帰/早期育成や視野拡大理由に 特別区の共同研修が選択制になってから今年で6年目。新任研修で不参加を選んできた区のうち、千代田・杉並区でカリキュラムの一部に復帰する動きも出始めた。方針転換の理由として、人材の早期育成や視野を広げる上でのメリットを挙げる。一方、世田谷・中野・江戸川区は独自性追求の観点などから、引き続き自前の新任研修のみを行っている。
特別区では2000年の都区制度改革以降、共同研修の在り方が議論され、「人材育成は任命権者が実施するのが基本」という考えの下、共同研修は07年度から規模を縮小し、選択制となった。 特別区職員研修所が行う共同研修の大きな柱の職層研修と専門研修のうち、専門研修は同一施策、同一実務に携わる職員を対象とするもので、全ての区が利用している。 しかし、従来、必須だった職層研修は、選択制導入によって、区分により選択しない区も見られる。「都政新報・電子版」(http://www.tosei-d.com/)にご登録頂くと全文をお読み頂けます。
|