社説/都議会1定開会/突出する東京、問われる自律 都議会第1回定例会が19日開会した。小池都政3期目に入って初めての予算案を中心に、論点は多い。都議選を前に各党の思惑も交錯するが、日本全体が少子高齢化と人口減少に直面する中、東京が日本の成長のエンジンとしての役割を果たし続けるための建設的な論戦が求められる。
■バラマキの席巻 都の2025年度予算案は一般会計の規模が初めて9兆円を超え、過去最大を更新した。子ども関連の予算を切り出せば2兆円に上り、「人」に焦点を当てる姿勢を体現した。子ども1人当たり年間6万円を配る「018サポート」は3年目に入り、保育料と高校授業料、学校給食の無償化など子育てサービスの手厚さは全国でも群を抜いている。
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