視点/江東区パートナー条例案可決/利用者に寄り添う制度に 江東区議会は13日、婚姻関係にないカップルとその親族が家族として暮らしやすい環境整備を定めるパートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度を盛り込んだ関連条例案を賛成多数で可決した。条例は7月1日、施行される。 同条例の制定に向けたプロセスは「異例」づくしだった。そもそもパートナーシップ制度は木村弥生前区長の公約で男女共同参画審議会に諮問して進めたが、木村氏が公選法違反で辞任。大久保朋果新区長が同審議会に再諮問した。本会議での採決に先立つ6日の企画総務委員会では賛否同数となり、区条例に基づく委員長の判断で異例の否決に。昨年の区議会4定では、審議会の進め方の不満から区議会史上初めて参考人招致が行われた。
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