論壇/埼玉県八潮市の道路陥没事故/「逆・日本列島改造論」のススメ 1月28日に埼玉県八潮市で起きた流域下水道管の破損による道路陥没事故は、インフラの老朽化という、今後の日本が避けて通れない喫緊の課題を白日の下にさらす契機になった。 今回の事故を受けて、国は処理水量1日30万立方メートル以上の下水処理場に接続する口径2メートル以上の流域下水道管の緊急点検を要請したが、都内でこれに該当するのはわずか19キロで都内下水道管の総延長1万6200キロのわずか0・1%にすぎない。都下水道局では自主的に国道・都道に敷設されている1200キロの点検を行い、いずれも異常がないことが確認されたとのことだが、それでも全体の7%にすぎない。
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